12/31_どうせ死ぬなら大晦日がいい

今年も終わるぞ2022。
毎年日記を毎日書くことを目標にして、毎年数カ月でやめてしまうのだが、今年は半年もったのでまだいいほう。

6月から消息がない

特になにか衝撃的なできことがあったわけでなく、日課が続かなくなっただけだと思う。
今となってはどうやって毎日書いていたのかもわからないし、なんでやめたのかもわからない。怠惰の極地は忘却だ。

半年分の記録が欠落していても、振り返りはできる。俺はやればできる人間だから。
日記は書けなくても記憶力でカバーするタイプの人間だから。


1〜3月 退職・転職・満足

今年の1月末で3年半くらい働いた会社を退職し、2月に新しい会社に入社した。
もうほとんど今年振り返るべき出来事はここで終わりだ。要するに今年は転職をした年だった。
と言っても同業種へのジョブチェンジなので、さほど新鮮味はなく、悪いところばかりを比較しては後悔をしないように自分を言い聞かせている。

3年半お世話になった会社は本当に居心地が良くて、ここにいつまでもいれたらどんなによかっただろうかと今でも思う。
でも心身ともに疲弊が加速する環境であったのと、仕事の本質で納得が難しい部分があったので退職することにした。
今の会社は前の会社の不満は見事にクリアしてくるので、その点では満足である。

去年の年末くらいからライターになりたいと思って、やってみた系の記事を書いては投稿してきた。
この辺のネタをみていると、段々と自分がやりたいことがわかって、そしてその書き方みたいなものが整ってきているのを感じる。

DPZの自由ポータルでも「もう一息」をいただく機会も増えて、このサイトを見てくださる方も増えてきた。

おでんラーメン・大晦日をもう一回~自由ポータルZ ::デイリーポータルZ

かっぱ橋のカッパ・空港ビフォーアフター~自由ポータルZ ::デイリーポータルZ

とり天は残念な唐揚げ、ではない~自由ポータルZ :: デイリーポータルZ

1月〜3月は転職という大きなイベントがあったが、同時に有給休暇やそもそも暇な時間も多くて、その分記事を書くのが捗っていた。
この頃の日記を見ると、

2週に1本くらい文章が書ける

とか恐ろしいことが書いてある。

ちなみにこの半年後くらいには投稿頻度は1ヶ月に1本あればいい方なるぞ、お前。


4〜6月 展開・限界・落選

4月、ナンセンスダンスにデビューをした。

https://nonsensedances.com/?p=8474
今思えば、なかなかアグレッシブなことをしているなと思いつつ、書いている記事は季節外れだ。


この記事はとにかく食材集めが大変で、浅草中を歩き回った記憶がある。
アイディア先行でどんなものができるか後回し、という書き方は、書いている時にはワクワクするが、不安は半端じゃない。


新しく入った会社の福利厚生で映画が安く観れるようになったから、映画館へ足を運ぶ機会が猛烈に増えたのもこの辺りだ。
※ちなみに俺が今年観た映画で1番面白かったのは「14の栞」です。

5月、その新しく入った会社の仕事に疲れ始めたのがたぶんこの辺り。大体3ヶ月くらいだから平均的な症状だろう。
ちなみに今でもその辛さは変わっていない。

その辛さを癒すために狂ったように文章を書いている。

帳尻を合わせるまで死ねない | 相棒(ぬいぐるみ)を肩に乗せたい

【検証】巨大なバランは草むらに見えるのか | ナンセンスダンス

GWは本当にやることがなかったので、とにかく記事を書く時間にあてていた。
リフレッシュとか言って、スペアザのライブに行ったら、子どもが最悪な動きをしていて、最悪な体験をしたらしい。

今となってはさほど覚えてもいないから、怒りは新鮮なうちに残しておくほうがいいのだろう。

6月はITパスポートの受験をしていた。
転職先の会社で必要そうだったのでちまちま3ヶ月勉強して無事突破したのが6月の末だった。

そしてその裏でオモコロ杯には落ちている。
あっちをとればこっちが取れず。

まあまだ実力が伴っていないのは重々承知なので、あまりショックを受けてはいないつもりだったが、たぶん日記がここで途絶えたのはこの辺が関係しているように思う。

元気を出してくれ、過去の俺。
お前のせいで俺は今フラッシュバックで辛い。

7〜9月 絶望・救済・回顧

新卒のころ初任給で買ったMacbookに水をぶっかけた7月。

たぶん今年1番辛かったのここかもしれない。

衝撃を受けすぎて、俺も同じ気持ちにならねばとか言って、深夜雨の中傘もささず徘徊した記憶がある。

この日は仕事もうまくいかず、上司から「もう少しできると思ってた」みたいなことを言われて大変傷ついていて、生活がおざなりになっていたために、いつもならやらないミス(コップを倒す)をしてしまう
すぐに水を拭いたが、明らかに浸水している気配。

バッテリーのランプが消えるのを目撃(コードは刺さってるのに)
それをみて本格的に慌ててコード類を抜き、脱水作業を行ったが、この時にパソコンを動かしたことでとどめを刺した可能性がある
閉じたときに気づく違和感に気づく。バッテリーが異常に膨らんでいるぞ
普段からバックアップをとっていなかったこと、ずっとコップ近くあるなぁと思いながらもデスクの配置を変えなかったこと、何もかも何もかもを振り返り、心が折れる

その当時の気持ちがiPhoneのメモに残っていたが、かわいそうすぎる。誰かこの人を抱きしめてくれ。早く温かいものを!!
その後無事Apple Storeで修理をしてもらったのだが、その間ずっとお金のことを考えていた気がする。

8月は夏休みをとって金沢に旅行にしたり、匿名ラジオやイメージキャストの公開収録に行ったりとアクティブに活動をしていた。

たぶん現実から目を逸らしていたからフットワークが軽かっただけである。その反動は年末にしっかりと訪れるので、俺はこの期間の自分を許すことができない。


とはいえ、たぶん気持ちが1番落ち着いてたのはこの時期じゃないだろうか。
個人的に今までの虚無が報われるような連絡もあり、ある程度有頂天だった気がする。

9月はその有頂天から抜け出せなくて、京都に行って「四畳半タイムマシーンブルース」の試写に行っていた。暇かよ。

しかもそれがとんでもなくいい映画で、その後3回観ている。間違いなく人生で最も劇場で観た映画だろう。

あとは親友の結婚式に参列するために岡山に行って、スピーチをしたり、受付をしたり。

ここまで振り返ってもかなり頑張っている。毎日全然楽しくないことがたくさんあるのに、ちゃんとやるべきことをしている自分に感動してきた。

10〜12 落胆・納得・堕落

土曜日の会社の上司に家にお邪魔する機会があって、はしゃぎすぎての記憶を無くすまで暴れてしまったのが10月の中頃。

今年はこの辺りから一気に気落ちが加速する。
10月は誕生日とか臨時収入とか嬉しいこともあったのだが、それでも回復することはなかった。

Twitterでも虚空に向かって励ましをしている。この時1番励まされたかったのは自分なのだ。

11月はもう何をしていたのか全く覚えていない。人生においてやるべきことがあって、それを上旬に行ったのは覚えているのだが、それ以外は何も覚えていない。

たぶんこのあとに全部無視をしたからだと思う。
そして今その皺寄せが来ているんだぞ!!!!おい!!!!焼肉を食うな!!!!!

12月はも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜とにかく忙しくて忙しくって……。

ストレスの発散にスカッシュに行ったら、盛大にこけてまだ腕が痛い。
なんでこんな目に遭わなきゃいけないの?って毎日言っていた気がする。今日も起きてすぐに発した。


それでもちゃんと文章を書いているのだから、偉すぎる。自分のこと大好きになってしまう。

これは久しぶりにDPZでも取り上げてもらって嬉しかった。我ながら自信作だったので。

耐えた一年

今年はとにかくなんとか耐えた一年だった。自分がやるべきことにも、やりたいことにも精一杯取り組んでなるべく後悔はしないように行動はすることができたと思う。

それでも今の段階で積み上げている課題とか、ずっと「もう一息」の壁を越えれてないなとか、2キロ太ったとか、なんだか精算できてないこともたくさんあるけれど、まあ生き抜いたからギリギリセーフ。

どうせ死ぬなら大晦日がいいとか言っているのは、逆にそれ以外では死ねないということなので、来年もなんとか帳尻を合わせて死なないようにしようと思う。

最後に、今年も一年ありがとうございました。
記事を読んでくれた人、Twitterで見てくれている人、ナンセンスダンスの方々、インターネットで何かを作ってアップしてその輪が広まった一年だった。頑張ったね、我々。

来年も程々にやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

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