気がついたらGWももう6日目らしい。驚きだ。
5月になったら本気を出そうと思っていたのだが、4日が経過して今、特に何かをやろうとは思えていない。
まだ休みだから、4月の延長的な気持ちがしている。全然そんなことはないし、こんなペースで生きていると月末くらいに「もう今年も半分終わりつつあり、絶望している」とか言い始める。
わかっているのだが、やめられない。これが人間性なのだと思うと悲しくて仕方ない。
全く輝かしくない1週間。初日はただ寝て過ごし、翌日は雨の中ただ歩き、以降は主に14時から活動を開始して何も成し遂げないまま翌日に期待だけして寝る毎日を過ごしている。
短期的にいえば幸せとかもしれないが、長期的にはかなりまずい傾向になっている。
半年くらい前から連休の時にはこれをやりたい!があったはずなのに、今日もティアズマガジンを探すだけで1日を終えてしまった。最悪である。
というわけで日記に書くことがない。
強いていえば、後藤映則さんの展示がものすごかったことくらいである。
Akinori Goto “Heading” – phenomenal #01 | nomena
アニメーション的に少しずつ変化させながら、人の平面模型を立体化させ、光の当て方によって動的な歩いている人間の動きを再現していることに、かなりじっくりと見つめてからやっと気づいた。
視覚的な情報では「光の加減で歩いているように見える」だけだが、構造まで理解をするのにかなり集中を要した。
シンプルな仕組みではあるものの、自分ではどこから着手すべきなのかも全く想像できない。
こうもわからないけど面白いものを作れる人とは、どこまで深く友達になれるのだろうか。
お互いに共通したカードを持っていないと難しそうだなと、そんなことを考えながら展示会を後にした。
今ニュースを見ていたら、Uターン渋滞が発生しているらしい。
毎年パッとしないGWの終わりは渋滞で苦しんでいる旨のニュースを見ながら酒を飲むことにしていたが、今年は酒を控えているのでそれもできない。
ただじっと渋滞の情報を見ながら、俺も同じくらい虚無的な時間を過ごしていることに共感を覚えるのだろうか。