4/9_三拍子のススメ

 週末だーーーー!!!(紅のテンションで)
 毎週毎週、本当に週末が到来することが嬉しい。週末がないと人生やっていられない。あ〜何しようかな。土日仕事がないだけで無敵な気がしてくる。
 とりあえず酒を飲んで今週のモヤモヤをうやむやにしよう。

 今日はこの世で最も絵が良いと評されている町田メロメ氏の初単行本『三拍子の娘』が発売になった。
 発売日が発表されてから2ヶ月間、待ちに待った日である。正直仕事なんてしてられないので、離席の時間をもらって朝からSHIBUYA TSUTAYAに行ってきた。
 しかし在庫がない。店員さんに問い合わせると入荷は4日後らしい。なぜ!?
配本日が違う‥‥‥?取次の兼ね合いなのか搬入の都合なのか、しかしことは一大事である。
こちとら仕事を置き去りにしてでも手にしたかった1冊だ。この漫画が半径50cmにないと耐えらない体になるよう、この2ヶ月調整してきたのだ。しかし手に入らないとなればどうしようもない。予約をして泣きながら家に帰る。
 そして泣きながら仕事をしつつ、昼休みにTwitterを見たらどうしてだか手に入れている人たちの呟きを見た。
 え!?どこにあるの!?と昼飯を全てひっくり返し捜索に入ると、どうやら青山ブックセンター本店には入荷されているようだ。なぜ!?
 いや、しかし今はそんなことを言ってられない。なんと青山ブックセンターにはサイン本も並んでいる!仕事なんてしている場合か!メロメさんのサイン本なんてうちにあったらずっとうっとりしちゃう。間違いなく最高の生活の訪れが、そこには見える!
 再び仕事を離席し、青山へ。時刻は20時になろうかというタイミングだったが、お店は開いており、『三拍子の娘』も立派に展開されていた。
 あ〜〜〜最高!ここに住んじゃおうっかな〜と思い売り場に近づいたが、どこをどう見てもサイン本はない。明らかに売り切れている‥‥‥。なんてことだ、仕事なんてしていたばっかりにメロメさんのサイン本を手に入れ損ねてしまった‥‥‥。悲しい悔しい大嫌い!!(嬉しい楽しい大好きの対義語)
 とりあえず1冊を手に入れ、帰宅。仕事をさっと片付けて百面相の如く顔と心を変えながら吟味した。もうとっても良い。とっても良いが、サイン欲しいなあ。特別な『三拍子の娘』が欲しいなあ。
 と、1日中1冊の本に心惑わされた日だった。要するに最良の日ということだ。何より金曜だし。

 そうそう、昨日書き上げたインタビューを社内のサイトに公開した。これにて一件落着だ。
 最終回は俺対俺というイカれた企画でインタビューをし、自分を通してこのインタビュー企画を振り返る形式をとった。
 しかしこれが本当につまらなくて、ただ最終回を行うための記事となってしまったがために中々退屈なものとなっているように思える。
 結局、自分が楽しんで書けなければ人にとっても面白いものはできないという学びがあったのだった。これは創作の基本だろう。忘れないように覚えておきたい。
 インタビュー企画が終わり、一旦現状書くべきものが終わった。これからは俺のために俺の文章を書くことにする。ちょうど仕事も休みになるし、自分の力を試すのには絶好の機会だ。なるべく、とにかく、楽しんで生きていこうと思う。

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