4/28_僕のはるやすみ

 髪を切ってきた。もうすぐこのエリアから脱出することもあり、少し贅沢をした美容院へ行く。ここへは実は引っ越したての頃に通っていて実に4年ぶりの来院だったため、バレないだろうと初回利用クーポンで予約をした。
 昼になってガラガラのお店に入る。俺だけが接客されるようだが、店長が出てきて早々「わーだいぶ久しぶりじゃないですか?」と言ってきた。正直めちゃくちゃ怖い。そこまで人の記憶に残るタイプの人間ではないので、この状況は異常である。‥‥‥まあ、後々気づいたが、予約時のアカウントは同じだったので履歴を辿れば簡単に再来院かどうかはわかるのだ。
 それはとりあえず置いておいて。もうこちらは赤っ恥である。なんと言ってもズルして安いクーポンを使おうとしているのがすぐさまバレてしまったのだ。ただでさえ苦手な美容院なのに虚をつかれた俺はもうただただしどろもどろになるばかりで、気がつけばスポーツ刈りになっていた。
俺は長友みたいなスタイリッシュショートになる予定だったが、目の前にいるのはGANTZのネギ星人である。首を傾けながらそれを見ていたら美容師さんも体を傾けて仕上げをしていた。そういうことではない。違和感に気づいてくれ。おかしいだろ。

 カットが終わって会計に立つとさらに衝撃が。値段が予約の時と違うのである。明らかに高い。おそらくクーポン利用が外されている。誤操作なのか任意なのかもはや不明だが、目の前にたつ美容師の人には一部の隙もない。そもそもズルをしているのは俺で、悪いのも俺なので何も言い出せず1000円少し高い会計を終えて帰路に着く。
 しかし歩けば歩くほど、ムカムカとしてきた。確かに姑息な手段をしたのは俺だ。でも予約の時から値段が変更になったのであれば、どこかのタイミングで言うべきではないだろか。俺が予約の際に誤ってクーポンを選んでしまっている可能性を考慮してくれないのか。イライラする。イライラするからそのまま天一でこってりを食べた。
文字通り溜飲が下がって落ち着いた。おそらく血糖値が爆上がりしたからだろう。

 そういえば、引っ越しのエリアが概ね決まった。あとは物件と引っ越し業者を決めるだけである。次に住むエリアはどこか京都に似てるので、夢の京都住まいに一歩近づく形となる。
 ここにきてやっと引っ越しが楽しみになってきた。しかし荷造りのことを思うと気が重い。この連休で不要なものは片さねばならない。あと12日ほどの休み、清算のGWは果たして金色なのだろうか。 

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