昨日の自分に伝えたいことはとりあえず、今日も生き延びたということだな。
今日は今週の中では比較的頑張った方の1日だった。午前中はダラダラと引き続きエヴァのことばかり考えていたが、後半はちゃんと働いた。
だってそうしないと月曜がまずいから。しかしまだ五分五分だ。俺は来週死ぬかもしれない。それも頭に。だったら今週死んでおきたい。
やはり日課となる予定だった散歩には行けなくなった。
すぐ仕事をしないといけない焦りがあるから呑気に歩いてられない。無理して歩きにいくも早く仕事をしなくてはならない気になり(もちろんしたくはない)、何も考えられないと気づいた。
なのでここ2日くらいは朝起きてトーストを焼いたら、バルコニーで日光を浴びながら食べることで、かろうじて外との触れ合いを持とうとしている。果たして意味があるかはわからない。
バルコニーから見れる外の世界は非常に僅かで、すごい速さで駆けていく車や近所の小学生の登校の様子、眼前にある丸宮のオフィスとか、潰れてなくなったファミマ跡とか、印象に残らない情報だけが体を抜けていく。
甘いだけのパンを食べながら、感慨のない朝を迎えるとそのままぬべーっとした1日になるらしい。
あーあ、旅行いきてえーーーー。もう1年近く関東から出ていない。
そのうちの大半を自室で過ごしているなんて信じられない!一方ずいぶん暮らしに適応もして、3年住んでいる我が家もどんどん快適になっていく様子があるが、起きてから寝るまで景色が変わらない生活に、じんわりとストレスが溜まっている。
京都と北海道と金沢と長野と九州に行きたい。最悪山梨くらいでもいい。
遠くに行って何もかも置き去りにする感覚を味わいたい。そして泣きながら置き去りにされていたのは自分だったと気づきたい。
予想の範囲内で収まる日々は退屈を通り越して、緩やかな死を思わせる。
感情と情緒がゆっくりと死滅していく。せめてもの抵抗に本ばかりを買っては積んでいくが、退屈しのぎの読書は退屈なのだ。
最終手段はVRかなあ〜。もうバーチャルに生きるしかないのかなあ。でもVRでエロとか触れたらもう、ダメになってしまいそうで恐ろしいのだ。
モブの筆頭みたいな気質があるからきっと脳が破壊されたり、VRで本気の恋をしたりしそう。
退屈 VS 虚構への恐怖。貯金という現実的な課題さえクリアしてしまえばきっと、簡単にくだる天秤を頭に乗せながら明日も鬱屈に過ごすに違いない。
3/25_バルコニーで朝食を
