密かに応援している推しがいたのだが、ついにそういう報道が出てしまい、虚脱している。
仕事を終えて、くつろぎタイムだ！と携帯を開いて「マア〜〜〜〜〜！！」という変な叫び声が出た。
昨日犬のフン踏んで、今日推しが週刊誌に撮られるって何だよ。厄年か？違うよ！！！単純に不幸なだけ！！
たまに移動教室で一緒になる可愛い子が他校のサッカー部のキャプテンと付き合っていたのを知ってしまった感覚だ。別にその子とどうなるわけでもないのだが、できれば知らない方が楽しく過ごす事ができたという事実。
何が1番辛いって、タイムラインでその人のことを検索しても皆、「良かったです！」とか「これからも応援してます！」とか「幸せならOKです！」とか明るいテンションで見守っていることだ。
このどんよりとした感情をいただいているのは俺だけ。
ひっそりフォローしていたTwitterのフォローを外すという薄汚れたリアクションをしているのは俺だけ。
配信でよくコメントをしていた親衛隊長みたいなアカウントの状況を見にいったり（普通にいいコメントしてた）、検索で「〇〇（推しの名前） 横になる」とか調べている（そんな人いなかった）のも俺だけ。
ああ、なんて醜いのだ。俺は推しの幸せを願うことができない！その事実が1番濃く俺に影を残す。
ジャニーズとかアイドルのファンとかはこういう死線を何度もくぐり抜けて、命を落としてきたのだと思うと感慨深いし、尊敬する。
報道を受けて炎上させる輩もいるが、必ずどこかにしっとりそのニュースを見送っている熱烈なファンもいるのだろう。偉いよ。君は偉い！俺は今この世界のどこかにいる「推しの報道に衝撃を受けながらも、静かに生活を続けている」キミのことを想って泣いているよ。がんばろうな。
ただまあ、いい事がないな！！ここんとこ全くないな！
それは俺が毎日を楽しもうと工夫していないだけだけど、それにしても愉快じゃないな！そろそろいいじゃん、もうだいぶ食らったよパンチを。並の映画ならそろそろ来ますよ伏線回収のようなハッピーエンドが。
え？もしかしてミストとかダンサーインザダークとか、そっちの方向なの？俺の人生。
おいおい困るよ、胸糞なのは俺の性格だけにしてくれ。