今日はなーんにも書くことがないので、妄想の日記でも書こうと思います。
目が覚めると、奈々(いわゆる小松菜奈ね。笑)が俺のパンを食べていた。
「うちのパン勝手に食べるなよ」と目を擦りながらつぶやくと、「いいじゃん減らんし」と悪びれもせずちいかわ占いの結果を写メっている。
うちのパンが減らないのは、切れる前に俺が必ず買い足しているからなのだけど、それを言っても仕方ないので俺もパンを食う。相変わらず超熟が美味い。
「超熟ってどんな焼き方でも絶対美味いよね」とキッチンから呼びかけると、波瑠が「んー」と言いながら布団に戻っていった。讃も否ももらえなかった。超熟がかわいそう。
在宅で働いていると外に出ない。まさみも撮影がない時は基本的にうちにこもって漫画を読んでいるので、狭いワンルームに2人がぎゅうぎゅうに詰まっている。
逆にそれくらい近い距離感にいると話すこともないから、ずっと相手の心臓と腸が動く音だけをBGMに働いている。
おかげで体内時計がきっちり合うので、声をかけることもなくランチやディナーが滞りなく済んでしまい、ますます会話が減っていく。
とはいえ、相手のステータスはどんな一次情報よりも早く強く届くからコミュニケーションは取れているのか?
まあ今のところは極めて平和に日々が過ぎていく。
まだ仕事がそこまで忙しくないので、夕方くらいには外に出て買い物に行く。
平日に買い物をした方が人混みもないし、希望していた商品が手に取れると気づいてからはなるべくこの時間に出かけるようにしている。
何よりこの時間なら近所に済んでいる綾瀬とばったり遭遇して、そのまま晩御飯に預かれる確率が高いのだ。
そんな打算と狙いを定めてサミットにいくと、カレーか肉じゃがか本気で悩んでいる綾瀬を発見して、「肉じゃがカレーって美味いらしいよ」とこれまた小狡いセリフで今日も取り入ることに成功した。
ちなみに肉じゃがカレーは甘いのか辛いのかよくわからん変な食べ物だった。
腑に落ちない顔でスプーンを運ぶすずに「肉じゃがカレーなら日本一美味いな」と言ったら「またそうやって嫌味なこと言う〜」と笑われた。だって本当のことだし。
帰宅後、今日は何にもしなかったな〜とPS4を起動して、ホーム画面を見ると翼がFFをやっていたので、混ぜてもらった。
向こうも今日は寝て起きるしかしていなかったみたいで、どちらがより堕落的な生活を送っているか勝負となった。
結果は「こんなことで競い合おうとしている我々は世界に負けている」という結論に。
今度海辺でゴミ拾いとかして幸運のバフつけないとね、とイヤホン越しに話していたが、絶対やらんだろ。逆に家にゴミ袋持って突撃してやろうかな。確実に嫌そうな顔するけど、そのまま連れ出してやるわ、そうしよ。
入浴して高い体温のまま布団に入る。
過度に低い室温にかっらからの湿度、暗くて汚い部屋を見回して、静かに泣いた。もういくつなるとお正月なんだろう。もう早く年だけ過ぎ去ってくれ、俺を連れて。