1/29_書店ボーイ

そろそろ日記も習慣になってきたな、とかいっていたら寝落ちして書きそびれた。
これは今1/30日の夕方に書いている1/29の日記です。

2月から新しい職場で働くこととなった。
つまりあと3日しか自由がないわけである。
また牢獄のように労働をし続けなければいけないのがとても怖い。

残り僅かな自由をどう謳歌しようか考えて、気持ちの切り替えをしようと服を買いに出かけた。
最寄りの商業施設に来て、ジャケットやらシャツやらを見て回る。
正直似合うとか似合わないとか、よくわからない。わからないまま大人になってしまった。
とりあえず自分が好きそうなシャツを購入して帰る。服は高い。いや、布が高い。
今月の給料は少なめだったので、財布が苦しい。俺も毎日悲鳴をあげている。お金が欲しい。

服を買うだけでは気持ちが晴れなかったので、続けて書店に立ち寄る。買い逃している漫画があったのだ。
最寄りから少し離れた大きな商業施設内の書店に入ったが、なんだか落ち着かない。照明が明るすぎるのだ。
さらに棚差しばかりで面陳も少ない。平台の判型も揃ってなくてチグハグだし、エンドの統一感もない。
「あー、この書店も違ったな」と思う。

引っ越しからもう半年以上経つが、肌に合う書店が見つけられなくて苦しい。
前住んでいたところの近所にあった店はとても居心地がよかった。
店は狭かったが、選書にこだわりがあったし、雰囲気作りをしっかりやっていて、来てくれた人へのもてなしが感じられた。
地元で通っていた書店も、広く綺麗ででもPOPなどで棚が盛り上がっていて、眺めるだけでも勉強になった。

今や書店の魅力は、良い出会いがあるかどうかしかない。
書店に行くのであれば、出会いがある(提供されている)ところに通ってお金を落としたいと思っている。
そんなお金を落としたいと思えるような、肌に合う書店は中々出会えるものではないのだと、引っ越してから気づいた。
しばらくは我慢をしながら、「出会える書店と出会う」ことを目標に歩き続けようと思う。

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