労働讃歌

 人生の割と早い段階から「お金が1番信用できる」という事実に気付いていたので学生時代の多くの時間をアルバイトに割いてきました。
その結果バイトに精を出しすぎて青春イベントの数々をかなぐり捨てることになり、学生時代の思い出の多くがレジ前の風景なんてことになったりします。しかしその対価として、多くのお金と経験値を得ることができました。

 高校入学してすぐに始めたスーパーの生活雑貨の品出しでは女性用化粧品なども扱っていたため「妙に化粧品に詳しい男子高校生」になったり、大学時代は長いこと中華料理屋の厨房で働いていたので「妙に化粧品に詳しいかつ中華鍋が振れる男子大学生」になっていたりしました。

 アルバイトの良いところは大体どこも教育オペレーションができているのである程度の知識と経験は簡単に身につけられることだと思います。

 最終的に僕は地元の駅前にある店舗の全てでアルバイト経験があることになってしまい、全ての店舗を1人で回そうと思えば回せるところまでいきました。

 実はアルバイトをしたのは学生時代だけではなく、社会人になってからも一時アルバイトをしていたことがあります。それはこの会社に入るちょっと前、転職活動を終え、今の会社への入社日を待っている間のこと。
暇で暇でyoutube上のすべての動画を見きってしまいそうだったので、家の近くのセブンイレブンで一瞬だけ働いていました。17歳の高校生の指導の元、社会勉強をさせてもらっていました。感慨深かったですね。
これはただの自慢ですが、当時僕は出版営業あがりでしかもコンビニバイト経験者だったので接客も陳列も発注もそつなくこなすことができ、1ヶ月程度しか働いていませんでしたが最後にはバイトリーダーまで上り詰めていました。店長からも絶大に信頼されており、危うくセブンイレブンが天職かと思うところでした。無事入社できてよかったです。

 どこかのタイミングで伏線回収的にアルバイトスキルが発揮できるといいなと思っています。何かお困りのことがあればお知らせください、お役に立てるかもしれません。レジ打ちとか。

タイトルとURLをコピーしました